氷ノ山   標高 1510m

                                     H19年10月6~7日(土~日)

6日(土曜)  天候 晴

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本日、pm5時に仕事を終えたあと氷ノ山へ直行する。
今回の山行き目的は満天の星と美しい夜明けを眺めることでした。

幸いなことに6日から7日の朝までは上々の秋晴れで
今回の目的にぴったりの素晴らしい予報となりました。

6日の日中に行けなかったのは残念でしたが
山麓で、ひとり夜をあかす不安と美しい風景に出会える喜びを胸に
少しでも早く到着出来るよう、前夜、ザックにテント一式、カメラ等を入れて車に積んでおいた。

そこへ偶々山友から電話が入り
私の我がまま山行きに同行してもらえることになったのだ。
なんせ氷ノ山山麓で泊まるなんて初めてのこと、不安もあったので超ラッキー

行き先は大段ヶ平登山口、途中山友と合流し国道29号線から戸倉へ向け走る。
走っている間すっかり暗くなった道路はシンと静まり戸倉まで何と長く感じたことか。

横行渓谷に入ると辺りは益々闇の世界となり何とも気持ち悪い、
来る時間と場所を間違えた気がした。

ブナのしずくの水汲み場を通りかかったとき右手空き地で鹿の親子たち何頭か発見。
車のライトにぼんやり照らされた数頭の鹿がこちらを伺うようにジッと見ている。
小鹿の姿が何とも可愛い、、

夜の森は動物たちが人間に警戒せずのびのびと行動できるのだろう、
そんな動物たちの邪魔をしたようで気がひける思いだった。
それから暫く走るとまた鹿の姿が、、、

落石も所々あって夜の林道を走るのは怖かったし鹿や動物の飛び出しも気にしながら
ゆっくり走ったので登山口到着時間が思ったより遅くなってしまった。(pm8時前)
駐車場には無線のアンテナを立ててる車や他2台の先客車があった。

暗闇のなかでのテント設営は面倒だったがヘッドライトを点けて難なく終了。

そして、最初はガスで何も見えなかった夜空に、、ナントナント、満天の星が
うわ〜綺麗・・・   あぁ 美しい・・・   いつまでもいつまでも眺めいる・・・

アルプスで見る星空に負けないほどの素晴らしい満天の星
山の神様からの最高のプレゼントでした。



7日(日曜)  天候 晴~曇

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テントは内も外も結露がひどくて寝心地が悪かった。
シュラフはゴアのカバーをしてあったので濡れずにすんだが結露って嫌〜な感じ。

山友は車で就寝、場所によっては私もこれからは車で寝よう。
車のほうが寝心地が良さそうだ。

朝がたは夜の星空とまた雰囲気が変わって違った美しさがあり
星がイエローダイヤのような色合いで輝いていた・・・

夜が白々と明けてゆく、、刻一刻と微妙に空の色が変化していく。

下の4枚の写真はAm5時半頃~6時すぎ頃



テント撤収したのち大段ヶ平から氷ノ山へ登る。
寝不足で緩やかな登りが堪える(ほとんど寝てない) 写真を撮りながらゆっくり歩く。

 

登山口 バイオの立派なトイレ                朝の空気が爽やかだ

 

木漏れ日                            ナナカマドの実

 

大屋避難小屋                        違った角度から

 

二階の内部 綺麗で寝心地良さそう          少〜しだけ色づくブナ

 

神大ヒュッテ前                        神大ヒュッテ

 

食べられそうにないね?                   これは食べられるのかな??

 

山頂小屋が見えてきた                      到着

 

学生山岳部                          風が凄い

 

眺望                              40分休憩で下山開始

 

登山口到着 お疲れさまでした!!                                 


登り 登山口7:00発 →神大ヒュッテ8:00着8:15発 →山頂8:45着
下り 山頂 9:30発 →神大ヒュッテ 9:55着  →登山口10:00着
                                 
                                  【所要時間】 登り 1時間45分
                                           下り 1時間






 大段ヶ平駐車場から
 なだらかな氷ノ山

 
 山腹に白く見えるのは
 神大ヒュッテ


 紅葉はまだまだ先のよう




 

風に揺れるススキ

 

可憐な ノコンギク

 大段ヶ平から林道を走り親水公園へ、
                 駐車場には沢山の登山者の車

                             
312号線より帰宅するが途中国道9号線沿いの とがやま温泉”天女の湯”で汗を流しました。
この温泉は美人の湯でお湯の質もいい感じ、お肌もすべすべ温泉卵のように?なりました。

                     
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