伊吹山  標高 1,377m

                                H24年 8月18日(土)
                                      天候 晴れ時々雨

memo

花の名山、伊吹山へ友達と行ってきました。

この山へ初めて訪れたのは9年前の8月、次に行ったのは4年前の9月でしたがいずれも暑くて暑くて、、
次回もし来ることがあれば伊吹山ドライブウェイからいっきに車で山上へーー!と決めていました。
下から汗をかきかき苦労して登ればそれなりに喜びも大きいですが何せこの暑さは正直しんどいです。

ドライブウェイ駐車場は雰囲気がガラリと変わって私たちを含め車で上がって来られた人たちは
観光の人がほとんどで多くの人の行列が山頂へ向かって歩いていました。
服装もスカートの人もいればサンダル履きの人、手ぶらの人もいて様々です。

晴れていてもこの頃の不安定な天気のこと、雨だって降るかもしれないのに大丈夫なん?
その心配は当たって、途中雷が鳴り小雨がパラつきはじめたんです。上に上がったときには
一時的でしたがかなりの雨に降られてしまいました。私たちは当然、雨具も傘も持参していましたよ。



 

何を撮るのだろう? 俄かカメラマンの私くしとしてはこういうのを見ると興味津々です。
どっしりした三脚に凄い望遠レンズをつけたカメラが同じ方向を狙って幾台もスタンバイしている。
周囲を見渡しても特に絵になるような景色はないし、、、「何を撮るのですか?」思いきって聞いてみた。

このカメラマンさん個々の集団はイヌワシを撮るために早朝から、又、ある人は前日から泊まり込みで
イヌワシの飛来を狙っておられるのだと言っていた。 ええーーイヌワシが!でも来るか来ないかは??
ここがもう少し近場なら写真は撮れずとも私もイヌワシが見たい一心で泊まり込みで必ずや来たいところです。 

私もカメラマンさんたちに交じって暫くその場で見ていたけれど、
今日はここまで何しに来たんってことで取りあえずは本日目的の花たちに会いに行く。
この場を離れた隙にイヌワシが姿を現わさないようにと自分勝手な願いを込めて、いざ お花畑へ。(^^;

 

 

                       ルリトラノオ群落

                シモツケソウ&メタカラコウお花畑

                           お花畑

                     サラシナショウマ群落

 

        ツリガネニンジン(白)                    オオヒナノウスツボ

        

         シシウド           シモツケソウ群落

        

        

                コオニユリなどなど

        

        

  

   山頂                         山頂気温 18℃ へへへどうよ、涼しかったよ 


山頂までの遊歩道ではたくさんの花たちに迎えられお花畑を堪能した。
ひとつひとつの花のアップを撮っていたら時間がかかるし天候の都合や人の多さもあって今回はほとんど
お花畑全体の写真になりました。ってゆうか本当はイヌワシのことが気になっていたんです〜(^^;

山の神さまにイヌワシに会わせてほしいと心の中でお願いをし早足で駐車場に戻り、その場所へ行く。
私たちがそこに行くと、カメラマンさんたちに只ならぬ緊張感が・・
何とタイミング良くイヌワシが来ていたんです。

「何処何処?」 「ほら、あの岩場のとこだよ」  必死に目を凝らすがあまりに遠すぎて分かりにくい。
カメラのファインダーやモニターを見せてもらいようやく肉眼でもイヌワシの居る場所を確認できた。
私たちがこの場所に来る少し前に飛んできたそうだ。そして結構長い時間同じ岩場にいてくれた。

ガスがでたりで見通しもあまり良くないし遠すぎるので私のカメラでは写真が撮れないのだ。(TT)
カメラがニコンのデジイチなら本体を入れ替えてこのレンズで撮ってもいいよって言ってくれたのだが・・
私はそんな厚かましいことは思ってもみなかったけど残念なことに私のはキャノンだったのです。

ところがそのなかの一人の方が「メモリーカードが同じなら私のカメラで撮ってあげますよ」と言ってくれ
その方のカメラに私のSDカードを入れて数枚撮ってくれました。最初、設定が違っていたみたいで
撮ってもらった写真が私のカメラで見れなかった。だけど設定をやり直してくれて再度撮り直してくれたのだ。

面倒くさいことをやってくれて世の中には親切な人がおられるんですね・・。本当に感謝感激でした。
その後、イヌワシが飛び立つ、、その瞬間、カシャカシャカシャカシャ・・・シャッター音の嵐、
私はその大きさに感動のあまりただ茫然と憧れのイヌワシの飛来する姿を目で追っただけでした。




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