西穂高

                               H24年 1月 1~2日 (日~月)
                                        天候 曇~雪

memo

1日(日)元旦 曇~雪

今年も新年早々山友と西穂に行ってきました。

西穂(独標)は昨年の元旦に計画していたけれど天気の都合で行くのを止めたので今年こそはと。
今年の北陸方面の天気は例年より少しはマシかと思いきや段々とあまり良くない方向に変わってきた。
それでも私たちが行く予定の前日、31日の年末だけはこの時期に珍しく最高の天気だったのです。(><)

元旦Am10時前、新穂高ロープウェイで観光の人たちに交ざって西穂高口2,156mまで一気に上がる。
あぁ、天気が良ければ素晴らしい展望が開けただろうに・・まぁこればっかりは何とも致し方ない。

                  ロープーウェイから眺めた笠ヶ岳

笠ヶ岳の頂は雲に覆われていたけれど後にも先にもこれが今回一度っきりの展望が開けた瞬間でした。


  

西穂口から一時間40分、山荘到着            西穂山荘

     

山荘前の雪だるま                      山荘前 

↑山荘前で頭や顔、まつ毛まで白く凍らせて椅子に座っている登山者さん、
どちらまで?と訪ねると今朝早く西穂高岳を往復、今戻ったばっかりで稜線はえらい寒かったと笑っていた。
今朝は、今の時間帯(昼過ぎ)よりはまだ少しマシな天気だったようだけど、それにしても、凄いわ!
  
天気にもよるけど私たちは明日”独標”へ行く予定だと言うと、
稜線は風でトレースが吹き飛ばされ消えているのでガス、悪天時は気をつけて、とアドバイスを頂く。

今日の私の温度計は マイナス12℃ 小屋入口の温度計はもう少しだけ高かった(何度だったか?) 


 

↑この時Pm3時20分、外は雪が降っています、        丸山方面


夕食は6時からだった。 食事中、前の席にいた昨日今日と小屋2泊の登山者さん曰く
今朝(元旦)は雲が多かったけど小屋前から何とかご来光を望むことができた と言っていた。 羨まし〜
それに31日の年越しはお神酒や年越しラーメンなどがこの日に限って振る舞われたようで又々羨まし〜

今日は元旦だけどそれは(お神酒やラーメンの振る舞い)ナシのようでして・・・ 
たった一日の違いで呑みそこなった。 くやしーー 

本日は振る舞い酒はないので(^^; レストハウスで、ビール&熱燗で乾杯!
美味しいからって調子に乗って飲むと明日に影響を及ぼすので控えめにして切り上げる。

夜、外の様子を見に出てみると雪が深々と降り続いていた。
Pm8時半には一斉におやすみ〜、同じ部屋に6人、(ガオォー、、)今夜はなかなか寝付けなかった。

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2日(月) 雪


今日は今朝早く西穂高山頂へ出発していったテン泊単独者や朝食後そのまま下山した人たちと様々でした。
今朝は昨日山荘に到着した時よりガスも若干濃くて天候が悪い方へとむいてる気がした。
それでもこの時期ここへは多分もう来れないやろし独標は無理でもせめて丸山までは行ってみたかった。

 

 

 

 

         丸山でご機嫌 ^^v                    独標方面           

天気さえ良ければ丸山までなら難なく行けるでぇ〜 けど、こんなんじゃテンション下がるわな〜 
私たちが丸山で写真を撮っていると、2、3組の人たちがやってきた。  これから先どうする?
もち、先に行きたいけど何も見えんしつまらん、心細くもあるし思い切って引き返すことに決めた。

写真を撮るのもこれが精いっぱい、降雪でカメラが濡れ湿気を拭い拭いで壊れへんやろかと心配だった。
エビの尻尾に寄りシャッターを押したら2度もこんな感じになってしもて焦った。↓(下の写真)
気温マイナス14℃ 体感温度は何度かしらん、風もあって実際の気温よりもっと寒く感じた。

               

                         エビの尻尾(失敗作)

       

           山荘の上まで戻ってきた  山荘の屋根が見えてます

       

                        右端がテン場

       

                        山荘前のテント場


今回予定していた独標を天候の都合とは言え断念したことはやっぱ残念でした。
ただ、一番残念だったのは景色が全く見れなかったことと写真が撮れなかったこと。
今回も夏山同様天候に恵まれなかったけど好きな山に行けただけでも嬉しかった。^^
              
山友さん、長時間の運転お疲れさまでした。
登ることより登山口までの移動が大変でしたけど面白おかしいおしゃべりで道中退屈知らずでした。
新年早々思い出深い山旅ができたことに感謝です。

                    山の神さま ありがとう!!



                   

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