折立~太郎平 標高 2,330m

                                    H25年 8月4日(日)
                                          天候 曇時々雨

memo

3日(土)仕事を終えた後、大阪からの夜行バスで富山へ出発する。

夜行バスは今回初めての三列シートで快適と思いきや体がガッチリ包まれ身動きできずしんどかった。
何時ものことだが一睡もできなくて富山に着いたときには身体がガチガチに固まり疲れきっていた。
時間と諸々を節約しようと思えば夜行バスの移動しか方法はないのだが年々夜行が体に堪えてきた。

出発前、富山天気予報は晴れマークが続き天気も安定したかにみえたが富山に着くと空は厚い雲に
覆われていた。富山駅から折立行のバスに乗り換えると次第にバスの窓が雨で濡れてきた。
この時点では、明日には雨も上がりすっきり晴れてきっと素晴らしい山行ができるだろうと信じていた。

登山計画書は昨年のままで日付だけを書き換えた。
(折立→太郎平/ →黒部五郎岳→黒部五郎小屋/ →三俣蓮華→鏡平/ →新穂高)三泊の予定だった。

        

                             有峰湖

                 (有峰湖展望台でバスが2分ほど停まってくれた)

 

折立休憩所                          登山口

 

昭和38年一月の豪雪猛吹雪で大変悲惨な遭難死をした愛知大学山岳部13人の慰霊碑です。 
写真では上が写っていませんが13重の搭になっています。その年は38(サンパチ)豪雪と言われている。

 

三角点で小休止                       景色も少し見えてきた

急登を2時間ほど喘ぎながら登ると三角点、ここまでの登山道は足元悪くドロドロで写真どころじゃなかった。
ここからもう少し頑張って登ればニッコウキスゲが待っていてくれるはず。

 

キンコウカ群落                        ゴロゴロした石の登山道は歩きにくい

 

ニッコウキスゲ群落                       振り向けば有峰湖

 

後は歩いてきた道が左から右へと続いている       五光岩ベンチ 標高2,189m

   

                     背景の薬師岳に花を添えて

  

   薬師岳      一瞬青空が広がり薬師岳が全容をみせてくれた。 美しい〜

 

ようやく太郎平小屋が見えてきた             登山道両脇にはチングルマ

 

太郎兵衛平 標高 2,330m    ツアー客が何組かおられたようで小屋前は多くの人で賑わっていた。             

               

        混んでいたのか与えられた部屋は屋根裏です。(暗いのでブレている)

換気は無く空気が籠っているので圧迫感があって息苦しい。ここでは立って歩けず這って移動するしかない。
天井が低いので一晩で何度頭を打ったことか、、、他の方も同じく何度も頭を打ち苦笑いしていた。
それでも普通の部屋で一枚の布団に2人、なんてよりはまだマシ、屋根があるだけでも有難いと思わな。(^^;

夜八時前には既に寝入り4時前に起床、睡眠をたっぷり摂ったので翌朝には体調もほぼ回復していた。
屋根裏だったこともあってか、夜中か朝方かしら?頭上から雨音がまともに聞こえていたが気にならんかった。
まぁ、雨音や風の音は少々うるさくても自然の音なら寝れるほうなんで特に問題ない。

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〔本日出会った花たち〕

 

ツルリンドウ                          ツルアリドオシ

 

ホツツジ

 

ミヤマママコナ                  

  

シロバナハナニガナ                     キンコウカ

 

                                  ヤマハハコ

 

イワイチョウ                          タテヤマリンドウ

 

ミヤマリンドウ

  

ゴゼンタチバナ                         オトギリソウ

 

チングルマ                           ミヤマアキノキリンソウ

 

ニッコウキスゲ                         エドシオガマ

 

チシマゼキショウ                       ウサギギク

 

                                 ヨツバシオガマ

 

ホシガラス




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